- はじめに
- より広く深く美術に触れる
- 卒業制作展作品集
- 在校生・卒業生からの
メッセージ
担当教員が語る「美術科とは」
真っ白なキャンバスにあなたなら何色を最初に置きますか?
十人十色という言葉があります。私の好きな言葉の一つです。好みや考え方は人によって違います。一人ひとりが持っている良さも違います。大谷高校の美術科は、美術が好きという同じ思いを持った人達の集まりですが、十人十色です。水彩や油絵を描くことが好きな人もいれば漫画を描くことが好きな人、大きな壺や造形物を作ることが好きな人がいれば何かをデザインすることが好きな人。みんな様々です。ですが、お互いを認め合い、尊重し合って生活しているように感じます。それぞれが持っている良さを互いに引き出し、仲間と切磋琢磨し、伸び伸びと制作してほしいと思います。
生まれた時はみんな真っ白だったのに、経験や出会いにより様々な色に変化し、みんな違う色になっていきます。あなたなら何色を置いていきますか?答えはあなたの中にあります。
美術科:中川 綾先生
■カリキュラム

- 美術の授業が週9~11時間。美術の専門科目を3年間で31単位履修します。
- 実技の科目は、先生一人につき生徒10~20名程度といった少人数で行い、きめ細かい指導で基礎をしっかり身につけることができます。
- 国語・英語を中心に進路別の授業や、学科講習など、国公立大学のセンター試験対策も充実しています。
- 美術室、デザイン室、デッサン室、造形室などの美術専門の教室がそろっています。
■過去3年間のおもな進路実績(現役のみ)
国公立大学
- 北海道教育大学岩見沢校…12名
- 札幌市立大学…1名
- 金沢美術工芸大学…3名
- 沖縄県立芸術大学…1名
- 秋田公立美術工芸短期大学…1名
私立大学
- 札幌大谷大学短期大学部…67名
- 道都大学…6名
- 北翔大学…1名
- 東海大学…1名
- 東北芸術工科大学…9名
- 武蔵野美術大学…2名
- 日本大学芸術学部…1名
- 女子美術大学…1名
- 玉川大学…1名
- 名古屋芸術大学…1名
- 京都造形芸術大学…7名
- 大阪芸術大学…1名
美術科独自の行事
年数回、スケッチや美術展の鑑賞を行う「校外学習」を行うほか、札幌大谷大学の先生方の講義や実技指導を受けることができる「高大連携授業」、校外のギャラリーで開催する「美術科展覧会(全学年)」、「卒業制作展(3年生)」、など、美術科独自の行事によって幅広いものの見方を身につけます。
●年間行事予定
4月 |
入学式 オリエンテーション |
|---|---|
| 5月 | 校外学習 大学連携授業 |
| 6月 | 大学説明会 共同制作(学園祭)準備 |
| 7月 | 学園祭/共同制作 教育相談(全学年) 進学講習(学科・実技) 中学生のための夏季芸術教室 |
| 8月 | 大学連携授業 |
|---|---|
| 9月 | 教育相談(3年生) |
| 10月 | 校外学習 |
| 11月 | 校外展 |
| 12月 | 中学生のための冬季芸術教室 教育相談(1、2年生) 進学講習(学科・実技) |
| 2月 | 卒業制作展 美術科展覧会 |
| 3月 | 卒業式 |
展覧会への出品
美術科の生徒は、積極的に校外の公募展に出品し、毎年大きな成果を挙げています。こうした活動をきっかけに、卒業後も意欲的に制作を続け、全国規模で活躍する卒業生も少なくありません。
■2009年度おもな実績
- 全国高等学校総合文化祭 文化連盟賞1名
- 全道高等学校美術展・研究大会 全道優秀賞3名、全道入選6名
- 学生美術全道展 奨励賞2名、入選47名
- 有島青少年公募絵画展 北海道新聞社賞1名、奨励賞2名、入選14名
- 北海道陶芸展 奨励賞2名
- 道展U21 準大賞1名、札幌市長賞1名、優秀賞2名、奨励賞8名
『中学生のための芸術教室』に参加してください
入学試験の実技試験に対応して、7月と12月の年2回、『中学生のための芸術教室』を開催します。ここでは、入試の実技試験に合わせた「デッサン講習」と「受験相談」を行います。さらに、そこで実技が優秀と認められた場合には、入学試験での実技試験が免除される「実技免除」の制度もあります。美術科受験を考えている人はぜひ受講してください。
詳しい内容は学校までお問い合わせください。
美術科では、3年間の成果を発表するために3年生の終わりに「卒業制作展」を開催しています。「第21回卒業制作展」は、2010年2月に実施し、約700名のご来場により、盛況のうちに終了いたしました。
なお、第22回卒業制作展は、2011年2月1日(火)~2月6日(日)までの日程で開催予定です。
在校生からのメッセージ
美術科2年
今野 なずな
私は小さい時から、絵を描いたり、物を作ったりすることが大好きで、中学の時も美術部に入っていました。そこで、高校を選択する時に、美術科のある大谷高校を選びました。大谷高校では、美術の授業が、絵画、造形、デザイン等、専門的に学べる環境があり、私の想像以上の内容でした。先生方も知識豊かで、色々なアドバイスをしてくれますし、クラスの友達も、同じ目線を持った人達が集まっているので、お互い助け合い、意見を交換しながら成長でき、日々楽しい高校生活を送れていると感じています。
この大谷高校に入ってから更に、美術に興味を持ち、より深く、より成長していきたいと、強く思うようになりました。大谷高校で過ごせる限られた時間を更に充実した日々となるよう、一生懸命色々なことに取り組み、昨日より今日、今日より明日、自分が成長していけるよう、いつも前向きに努力していきたいと思っています。
卒業生からのメッセージ
2010年3月 美術科卒業
北海道教育大学 岩見沢校 教育学部 芸術課程美術専攻
大坂 夏季
私にとって美術科は、もっと美術が好きになることができる所だと思います。私は美術と向き合う中で美術の辛さを知り、苦しんだこともありましたがそれを乗り越えて一段と美術が好きになりました。その中で美術科で得たものも多く、技術だけではなく個性的な仲間、その仲間と日々切磋琢磨することで私の中の可能性も広がりました。また、私は美術科にいながら部活は吹奏楽局にも入っていました。
両立することは大変でしたが、最後までやりとげることができたのは自分の努力だけではなく周りの支えがあったこそだと思いました。それは受験でも同じで、私の周りにはどこまでも惜しみなく協力してくれる先生がたや応援してくれた友人がいました。そんな素敵な人達に出会えた、この恵まれた環境で高校生という大切な時期を大谷高等学校で過ごすことができて本当に良かったと思います。
2010年3月 美術科卒業
北海道教育大学 岩見沢校 教育学部 芸術課程美術専攻
小島 小夜
大谷高校の美術科に入学した理由は、ただ「絵を描く事が好き」という気持ちからでした。
入学後は行事や局、委員会等で忙しい時期に公募展の〆切が被る事があっても、制作のためなら土日の登校も珍しくない、充実した日々でした。とは言え作品を精一杯つくりあげようという気持ちは元からあった「好き」という気持より、周りにも同じように制作していた美術科の仲間の影響が大きいです。
個性豊かで、一人一人違う感性を持っている彼女達がいたから、自分一人では発見でいなかった事も本当にたくさんあります。又、そうして三年間共に学んだ仲間と卒業制作展に参加した事は私の大きな自慢です。
この3年間、技術的な進歩もしましたが、何よりも人との関わりから視野が広がり、自分を知る事ができました。仲間達と、私達にいつも熱心に向かって下さった先生方に本当に感謝しています。
2010年3月 美術科卒業
東北芸術工科大学 美術学科 洋画専攻
沼山 早妃
私は3年間大谷高校に通って大切なことをたくさん学ぶことができました。描くことが好きという同じ志を持った仲間と出会い、お互いを高め合い刺激し合い数えきれない思い出を作ることができました。そして作品を創り上げるうえで先生方には私の欠点や足りない技術など様々な面で熱心に指導して下さったお陰で一回りも二回りも成長できたと思いますし、今の進路を達成する事ができ、とても感謝しています。
大谷には夢や、やりたいことに背中を押してくれる環境が揃っている学校だと思います。そして私は大谷の美術科に入学して本当に良かったです。この3年間を胸に持ち続け、一歩ずつ進んでいきたいです。



































































