17歳新聞
この17歳新聞は新聞局がつくりました。

第9号編集委員

責任者    
第9号編集長 藤島 紗都子
顧問教諭代表 横山 学
編集者    
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ロゴ制作    
齊藤 愛莉    

取材協力

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行事別レポート(高等学校)
言葉と思い出のひきだし
プロにおハナシ聞いちゃいます!イチオシ!モーニングのおふたり

土曜日のメインMCを担当している木村愛里さん、依田英将さんのおふたりにお話をうかがいました。

1989年7月6日生まれ。北海道出身のタレント、女優。4歳で劇団に入り、アイドル活動を経て女優として活躍。CMやラジオにも出演。今年5月には一日警察署長も務めた。2011年から「イチオシ!モーニング」のお天気コーナー、2012年からは土曜日メインMCも担当している。平日は清水秀一気象予報士とともに小芝居もまじえながら楽しい天気予報を伝えている。毎朝、北海道にさわやかな笑顔と元気を与え、人気急上昇中。

1986年9月11日、長野生まれ、栃木育ち。HTB入社5年目。早稲田大学商学部出身。中学生時代は生徒会長、高校時代は副会長、特技はヴァイオリンという多才なアナウンサー。「イチオシ!モーニング」では、平日は朝刊拾い読みキャスター、土曜日は木村さんとともにメインMCを務める。 2人の席は隣で、番組中も息がぴったり。

平日は大通ビッセ前で気象予報士の清水秀一さんとお天気レポート

CM終了ギリギリまで仲良くトーク

依田さんはどんな高校生だったんですか?
依田:高校の時はそうだね、生徒副会長をやって、中学は生徒会長で、高校は生徒副会長で。男子校だったんだよね。男子校で結構進学校で勉強も厳しくて、もう予習をしないと毎日の授業絶対についていけないみたいな学校だった。まぁ勉強もそこそこやって、あと部活は弓道をやって、あとヴァイオリンでオーケストラをやって、生徒会もやってて、今考えるとよくやってたよなって思うけど。やっぱり、アナウンサーっていうのは色々なことを知ってないといけない。ファイターズのこともそうだし、経済のことも知らないといけない。深く知る必要はあるかもしれないんだけど、なんとなーく知るためには、結構高校とか大学とかの勉強がすごく重要で、社会とかね、国語とか。例えば桜を見て、みんなまず何を思う?桜を見て。楽しくなるなーとか綺麗だなーとかってあるよね。そういう思いがあるけれど、ああ、でも中学の時桜って言えば古文でこんな歌習ったよなとかっていうのが、もしかしたらコメントに求められるかもしれない。それって、用意してたものじゃなくて自分の中に蓄積されたものを「あ、そういえば国語の教科書の2行目に出てきたかもしれない」そういうレベルでのみんなやってることを、ちょっとずつちょっとずつつまんで、色々と勉強できるっていうのがやっぱ高校・大学の頃なのかなと。なおかつ、愛里ちゃんが言ったみたいにね、勉強だけじゃなくお友達に会ったり、部活をやったりっていうのが、高校・大学・社会人っていうのはすごく一本の線で繋がってるなって。社会人、アナウンサーやって5年目なんだけど、絶対大事にしたほうがいい!勉強はした方が良いと思う。うん。
木村:なんかこう考えると高校生の時の私と依田さんって真逆ですね(笑)
依田:そうだね。僕は多分愛里ちゃんが学校にいたら取り締まってるタイプ(笑)
木村:だから、多分「わー生徒会長うざい」とか思っちゃったタイプだけど、今じゃ社会に出ると、こうしてそういう人たちがひとつになって、同じものを作り上げる感覚が、すごく面白いなと思う。
依田:学校はね、例えば好きな人嫌いな人、まぁいじめじゃなくて、いるじゃない。嫌いだったら付き合わなきゃいいよね。別にね、同じ集団に属さなくても。番組だと、会社だと、そういうわけにいかない。嫌な人でも1ヶ月もしかしたら同じ仕事をしなきゃいけないかもしれない。やっぱりそこでね、どう、お金もらって仕事をするかって考えると、ここってね、いいとこだなって思うよね。
高校生活では何をするべき?
木村:私は、多分ここも意見あると思うんですけど、たくさん遊んだほうがいいと思います。勉強はそりゃもちろん大事だと思うんですけど、高校の時に遊んだこと、別に遊ぶって言っても色々あるし、ゲームセンターだけが遊ぶじゃないけど、本当に友達との、仲間と遊ぶ!っていう部分のこと。ひとりじゃなくて、何人かで遊ぶっていうことを、やっぱり絶対たくさんすると、想像力が膨らむんですね。後々、自分で何かをしようってなったときに、それが力になると思うんで、勉強も大事だけど、それ以外のこと。遊ぶっていうことは、すごくなんか色々と…まぁ先生の前で言うのもなんだけど、自分の遊びっていうのを(先生:ま、夜遊びだけはしなければ。笑)そうですね、日中、夕方まで。
依田:僕はやっぱりね、卒業式に泣ける高校生活が大事だなと思うんだよね。それは仲間との別れが悔しくて泣くのかもしれないし、「ああ、部活頑張ったな」なのかもしれないし、はたまたテストでね、もうちょっとで1位になれたのになれなかった、悔しかったっていう涙でもいいと思うんだけど、やっぱり3年間あって、大学・高校と終わって社会人になって。やっぱり振り返ってくと「あぁ、いい3年間だったな」「いい4年間だったな」って。じゃあそれが、大学に行くってなると大学生はね、遊びのほうがかなりウェイトが大きくなる人がいっぱいいるんだ。まぁ一生続くのは嫌だけれども、高校も大学もあぁやっぱり3年間って短い期間で良かったな。で、その中にやっぱり思い出をすごく詰め込んでほしいなって思うんだよね。未だに覚えているんだけど、卒業式の最後の日に、出席番号1番だった絶対泣かない子が、ひとりぼろぼろ泣いてるんだよ。男子校で。男子校で泣くってなんかね「何なの?」って思ったけど、彼を見たときにあぁやっぱり男子校の3年間、すごく内容も濃かったし、楽しかったなと。泣ける卒業式を迎えられるためには、じゃあ自分は何をすればいいのかなって考えたときに、友だちとの遊びかもしれない。勉強かもしれない。部活かもしれない。卒業式っていう最後の目標に向かって逆算してくって言うのかな、そういうことを考えていくとね、楽しいと思う。何ができるか。
依田さん、イチオシ!のメンバーにとって木村愛里さんはどんな存在?
依田:またデリケートなとこいくなぁ(笑)まぁ、イチオシ!の花であり、アイドルであり、仲間であり、パートナーであり、かなぁ。どうなんだろうね、愛里ちゃんはね、色々なペアと仕事をすることもあるけれども、僕は多分愛里ちゃんとその日の番組の内容に関してはそんなには話はしないよね。
木村:そうですね。本番で。
依田:結構本番で思いついたこと喋る。でもその前段階では結構ね、うちでパーティーやったり遊んだりするから、仲間。でも、視聴者の方にいつも新鮮なものを伝えたいっていう思いが僕の中にあるから、オンエア前はそんなに愛里ちゃんとその日の構成に関しては話さないようにはしてるかな。
木村:さらっとした「こんな感じ」っていうのはあるけど、ないですね、やっぱり。
依田:それは多分アナウンサーによって違う。ちゃんと綿密に練る人もいるし、僕みたいに練らなくても愛里ちゃんがフォローしてくれるから。
木村:いやいやいや。ただ、席が隣なので、普段はくっだらない話をいつもしてます。
依田:ね。怖い本の話とか、ケーキが美味かった話とか、今日の服装は夏みたいだねとかってね。
かまないコツは?
依田:かんでも良い。こんなこと言うとアレだけど、かんでも良いの。言い直せば良い。あと、かんだことに、しっかり気づけばいい。愛里ちゃんと僕みたいに「押し切る」っていうのは別として、「あ、間違えた」「かんじゃったな」って。「あ、リカバーをしよう」「取り戻そう」っていう意識がまず大事。というか、アナウンサーはね、テレビとかで「かまない選手権」とかあるけど、じゃあかまない人を使いたいんだったらロボットに読ませればいい。そしたら絶対かまない。というのが前段階にあって、何だろうなぁ、やっぱり常に日々みんなとお話をするっていうのが一つ大事だと思う。言葉尻、「~は」とか「~で」とか大事なんだけど、やっぱりそういうね、お話っていうのはそういう原稿がなくて二人で喋るもんだから、そこでちゃんと「会話がかみ合ってるかな」とかっていう延長に、スムーズな喋りができるっていうのはあると思う。
木村:私も、生放送やらせてもらうことで気づいたことがあるんだ。「自分がかむときとかつっかえてしまうときって、どんなときなんだろう?」って考えたときに、それは多分、自分の言葉になってないことを発したときに、かむんじゃないなと思って。例えば、普段使わないような難しい敬語だったり、「~と○○がおっしゃっていて~」みたいなへりくだった言い方をすると、すごいかんじゃう。だから、そういう敬う言葉を使うときにも、自分の中で一回消化して、自分の言葉にしてから出すことで、意識したらすごくスムーズに自分の言葉で話せるから、無理をしない、自分の言葉で話す、自分の中で消化してから出すっていうのを、意識すると多分良いのかなと。あえて言うならそれです。
依田:アナウンサーの根本って多分そこにあって、やっぱりニュースも理解しないといけない。僕は番組で「新聞読み」をやっているけど、あんまり新聞も記事どおりに読まないんだよね、良いか悪いかは別として。一回自分の中で「あ、こういうことを言ってるんだ」っていうのを自分の中に入れて、自分の言葉にして。そうなるとやっぱりね、普段みんなとお話をするのだって原稿で喋るわけじゃない。自分の言葉で一対一で話すわけだから、理解をして自分の言葉で話す、となると多分かまない。言い間違いも少なくなる。でもね、「ぼぼぼぼボイスレコーダーですね」とかいうのはしょうがないけど。うん、そんなとこかなぁ。
気をつけている事はありますか?
木村:いつも気をつけているのが、例えば「今寒いです」って伝えたいときにそう言うよりも「肌がビリビリ痛くなるほど寒いです」とか、「風で体の体温がすべて持っていかれるほど寒いです」とか。「寒い」っていう表現でも、いろんな表現の仕方があるよね。どの程度寒いか、どの程度暑いのかっていうのを、いろんな言葉の引き出しっていうか、ただ「寒い」って言うだけじゃなくて、「この程度寒い」っていう。同じ言葉を伝えるにも、いろんな角度から。
依田:アナウンサーもそういうとこ追及するところがあって、僕は先輩から教わったのは「アナウンサーはどんどんどんどん言葉のオシャレをする職業だ」と。今の「寒い」。どういう「寒い」か。行ったことないけど、例えば「北極にいるぐらい寒いです」とか。
元気の源は?
木村:私はやっぱり自分の大好きな人たちと会うっていうとき。例えば、家族もそうだし、親友とか、やっぱり自分の気の許せる人たちと会って、何も考えずにゲラゲラって笑うだけで、すごくパワーがみなぎりますね。そどんなに仕事が忙しくても、母に電話したりとか、「自分の時間」「自分が素でいられる時間」っていうのが、多分自分の応援してくれている人たちもいるから、それが自分の元気の活力の源になってるかなって。
依田:元気の源は、やっぱり喋ることかな。正直、テレビに出て喋るって言うのはものすごく体力を使って、それは愛里ちゃんもわかると思うけど、高校生でいったら何に例えられるかな…。多分、この一時間のオンエアをするって言うのは、一時間目から六時間目まで休みなしでテストするのと同じぐらいの労力を使う。それを、一時間に詰め込んだっていう感じかな。で、やっぱりそういうのが終わると、終わったときは「あーもう今日一言も喋んなくていいや」って思うんだけど、終わってちょっとするとね、またぺらぺら一人で喋ってる。だから多分喋るのが楽しい。で、これは多分一種の病気みたいなものだと自分で思ってるんだけど(笑)、やっぱり喋ることでそのみんなと会話ができる。なんか、分かり合えたり、分かり合えなかったりっていうこともあるから、そこで自分と人との違いをしっかり「あ、この人ってこうやって思ってるんだ」っていう先にはもしかしたら恋愛があるかもしれない。結婚があるかもしれない。やっぱり喋ることが一つの生活のエッセンスっていうのかな。
これからの目標は?
木村:結婚(笑)。っていうのはおいといて、目標ですね。私がこの仕事を始めたきっかけって言うのが、自分を見て自分の発する言葉を自分の表現を通して、人に何かを感じてもらえる楽しさっていうのを覚えたから、この仕事をしたいって思ったんです。その感動っていうか、人に何か刺激を与えられる人になる。それが、たとえば笑顔なのか幸せなのか、私の意見に対して「いや、それはちょっと愛里、私は違うと思う」ってテレビの前で思ってもらうとか、何か、肯定的でも否定的でもいいから何かを感じてもらえるような人間になりたい。もう今年で24歳になるんですけど、深みのある女性になるために、女を磨いていきたい(笑)と思います。
依田:かっこいい(笑)。愛里ちゃんが個人的なことだったら、まぁ僕は番組というか、仕事をする一人の者としてだけど、アナウンサーという立場で言うけれども、視聴者に寄り添いながら、やっぱり一番になりたいね。それは視聴率かもしれないし、アナウンサーとして北海道で一番になりたいかもしれないし、あとなんだろうな、何かそういうニュースの分野で一番になりたいのかもしれないし。やっぱりね、人ってどこかね、他の人よりもできたいっていうところがあるじゃん。一番なんて恐らくなれないのはわかってるんだけども、一番になるためには努力しないといけない。色々吸収しないといけない。多分その一番になりたいっていう目標がなくなったときに、自分の成長って止まっちゃうんだ。日々、経済のニュースも覚えてるし、ファイターズが勝った負けたでニュースは変わっていくわけだから、その中で情報を入れて、出してっていう循環をしながら、できることであれば何かの一番になって、もっともっと自分を高めていきたい。なおかつ、言い方すごく悪いと思うけど、例えば僕らは飲料メーカーで言ったら商品。最後にお客さんの前に出る。コンビニだったら棚に並ぶわけだよね、テレビという一つのフィルターを通して。やっぱりコンビニに行ってさ、味はおいしいけれども何かちょっとパッケージが変なお茶ですっていうよりも、パッケージだってちゃんとしてたほうが視聴者、消費者は手に取るじゃない。そういう面も含めて、やっぱり常にフレッシュな状態で良い状態で、皆さんと画面を通して会える状況を自分の中で作っていきたいなと常に思ってますね。そのためには、なんかね一番かどうか分からないけども目標を持っていきたいなと。それが一つの思いでございます。
イチオシ!モーニングに出演してから変わったことは?
木村:やっぱり生活が変わったということが一番ですね。今までは、HTBとは他局になっちゃうんですけど、いいともが始まる時間ぐらいに起きて、午後からのお仕事っていうのが多かったんです。でも、イチオシ!モーニングが始まってからはいつも4時に起きて、3分ぐらいで家を出て、HTBに来て、メイクだったりとか、お着替えしたりとか、やっぱり朝型の生活になったっていうことがすごく大きいです。
依田:今の話を聞いてわかるように、すっぴんで会社に来るっていうね(笑)
木村:守衛さんが、私が来て「おはようございます」って言うと何かそっけなく「おはようございます」って言われて、メイクした後に守衛さんに「おはようございます」って言うと、すごく明るく「おはようございます」って。多分、同一人物だって思ってないのかなっていう、ちょっと最近の悩みが(笑)。ちょっと話が逸れましたね。
朝早い仕事だけど、早起きのコツは?
木村:気合いです。多分、二度寝をすると終わりですね。覚悟します。5分はないです。一回目覚ましが鳴ったら「ここで起きる!」っていうくらいの気合いが大事だと思います。気合いしかないんじゃないかなぁと思いますね。
依田:僕はちょっと愛里ちゃんとは違って、気合いももちろんなんだけど、起きる時間の大体20分前に目覚ましをセットして、二度寝の時にもう一回目覚ましをセットする。二度寝を含んじゃう。
木村:二段!(笑)
依田:でも気合だね、やっぱりね。
木村:最終的にはやっぱり「気持ち」がないと。「ここで今寝たら私もう終わる」みたいな。例えばね、今学生さんの皆さんもそうだと思うんですけど、やっぱり遅刻をしてしまうと、お仕事も大変なことになってしまうので。「ここで寝たら私もう終わるぞ」っていう気持ちで朝を迎えます。
依田:多分学生のみんなが思ってるよりも、社会人になると「遅刻」というのは相当重罪で、遅刻を何回もするとお仕事がなくなっちゃう人も世の中にはいるぐらいだから。やっぱり朝起きるっていうことに関しては北海道は寒いし暗いし、多分本州の人よりも、僕は本州出身なんですけど、「起きる」ということに対してすごく気を使ってると思います。愛里ちゃんにも、もちろん思っています。
天気のコーナーをやる上で何が大変?
木村:やっぱり、イチオシ!モーニングの平日はいつも6時25分から始まるんですけど、だいたい私と清水さんは現場(大通BISSE)に行くのは番組が始まる30分くらい前です。なので、大体6時前後なんですけど、そこから番組が終わる8時までずっと外で基本立ちっぱなし。夏は気持ちいいんですけど冬はめちゃくちゃ寒くて、口が回らなくなっちゃうんですね。そこがすごく冬は格闘ですね。顔も、なんかすごい怖い顔になっちゃったりとかするので、そこはちょっと「頑張らないとな」って。(気合で?)そうそう、基本気合だね!
失敗談とかある?
依田:基本愛理ちゃん失敗しない子だからね。
木村:いやいやいやいや!失敗しても、なんか…忘れる?何て言うんですか、なんかあんまり、自分の失敗をそんなに振り返らないっていうか。本当はしっかり反省したほうがいいと思うんですけど、私の場合「イチオシ!モーニング」って、月火水木金土って6日間毎日やっていて。その日の失敗を考えて反省するっていうよりも、逆に良かったことを見つけて過ごしたほうが、生放送だし、あんまり深く考えないので、全然忘れてます、失敗。小さいのはいっぱいあるんですけど。
依田:まぁ言い間違いはとかはあるけど「イチオシ!モーニング」は生放送っていうのが僕もすごい良くて、収録の番組だとね、「ここが変なこと言ったんで撮り直しましょう」とかっていうのが何回もあるんだ。やっぱりそれって、人間同じこと何回もやらされると「はーい!(ヤケ)」ってなるけど、生放送だから「やっちまったものはしょうがない」。あとで反省会でね、謝るから!ごめんなさい!って言えばすぐ事が済む。そこがやっぱり生放送の楽しさだと思います。
木村:謝る。潔く謝る。
依田:そういう点ではね、生放送やってると失敗って気づいてなくて押し切ってる部分がね。
木村:そうですね。例えば、噛むっていう、ちょっととちっちゃったって思っても「このくらいなら大丈夫かな」っていうときは、もう言い切ることによって、テレビの前の人も「あれ?うちのテレビが変だったのかな」なんてね(笑)
依田:本当にね、テレビ会社の方には申し訳ないんだけども。
木村:例えば、5月18日を「5月じゅうは…」ってなった時に言い直すと「あ、あの人間違ったんだな」ってなるけど、「5月じゅうは…ちにちです」みたいに言い切っちゃうと、良い。私これ多々あるので今度気をつけてみてください(笑)
ラッキーガールなところって?
木村:基本的に、言霊っていうか、言葉の力、言葉の魂、言霊ってすごい信じてて。だから、自分が「あ、これしたい!」って思ったことは周りに言うようにしています。「これしたい!」っていうのも、「したい」って言うんじゃなくて、「私これする!」って周りに言うことによって、「あ、愛里ってこういうことしたいんだ」とかっていう風に、そこで多分周りに助けられて私は自分のやりたいって思ってることを、周りの力も得て自分自身もどんどんやれてるなーって。そうやって、いつも自分の中で叶ってるなっていう気がする。例えば「これ欲しいな」と思ったものを、言う、言葉にすることで、貰えたりとかするので、そういう部分で考えると、自分ってすごいラッキーだなって思うんですよね。
高校生の時は何をするのが一番楽しかった?
木村:友達と話してる時。わたし、実は学校がすごく苦手で、苦手っていうのは決められた枠の中に、みんなもね、色々校則とか厳しいと思うんだけど、決められた枠に入れられて、みんなと同じことをするっていうことにすごく反発心がある十代だったんです。例えば「髪染めたいな」とかもあるし、「スカート短くしたいな」とか、学校っていうものがすごく当時は苦手だったんだけれど、友達がいたから3年間高校に通えて、とにかく無駄な話がすごい楽しかったんです。今思うと「え、何であんなことで笑ってたんだろう」っていうくらい、本当に毎日、会うだけで無条件に笑ってたなぁ。でも、仕事で社会人になると、中々友達と会う機会って少なくなると思うんですけど、今考えると学校って行けば無条件に、友達とか恋人だったりとか、会える場所ってすごいと思うんだよね。だから、そう思うと高校の時は友達と他愛もないことしてるのが、どうしようもなく楽しかったなって思います。

見えないところでもがんばります

なかなか見ることのできない生放送の裏側
編集後記

今回の取材で一番印象に残っているのは出演している方々の仲の良さと楽しい雰囲気でした。テレビの画面からにじみ出ている楽しさは、スタジオの雰囲気そのもの。明るさが番組のチカラであることを知りました。スタッフの方々にも、とても親切にしていただきました。生放送中の制作副調整室を見せていただき、貴重な経験ができました。画面を切り替える人、効果音を出す人など、たくさんの支えでひとつの番組ができあがっていることを実感しました。こんな素敵な「イチオシ!モーニング」そしてHTB。これからも北海道のためのテレビ局として、私たちを楽しませてください。ありがとうございました。

せんせいずかん

ブインタビュー

竹田 沙織 竹田 沙織

なかまの支え

中学生から高校生まで一緒になって、ひとつの目標に向かって力を合わせるところが大谷吹奏楽局の魅力だ。多くの苦労があるなか仲間からの「がんばれ」のおかげで乗り越えられるという。「森さんは冷静にまわりを見ることができて頼りになる」と竹田さん。「竹田さんは言いたいことをはっきり言ってくれて、隣にいるだけで安心できる人」と森さん。個性あふれる局員をまとめる2人はお互いに信頼し合っていた。

みんなのために

2人の話で印象的だったのは「自分よりもみんなのために」という気持ち。「もっとうまく演奏できるように協力したい。音楽を楽しいなぁと思ってもらいたい」。6月には高文連、8月にはコンクールがある。「賞にこだわるだけじゃなく、毎日一生懸命練習していきたい」、「後輩の指導にも力をいれていきたい」とそれぞれの目標も語ってくれた。

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